売却を決心。でも、自分のマンションの価格が分からない。高く売りたいけど、相場が分からない。
損をするかもしれない。どのくらい?なるべく損害を少なくするために、まずは、相場を知ることが大事。そのために、複数社への査定依頼を、頑張ってみませんか?私も頑張りました。
鉄則は、複数社への、査定依頼
今は、ネットで色々なことが調べられます。
価格の査定も、一括でしてもらえます。
最低5社以上の仲介業者に、ネットでの一括査定をすることを、おすすめします。
https://www.home4u.jp/sell/promotion/index_01_05 Home4u
https://sumai-value.jp/ 住まいバリュー
https://ieul.jp/ イエウール
5社なんて、多すぎる。
大変そう。面倒くさい。
そう思うのも、分かります。私もそうでした。
でも、たくさんの価格帯を、確認することが大切です。
査定依頼後の、電話対応は確かに大変ですが、最低限の損失を希望するのであれば、必要となります。
本気で、売却を考えるのであれば、電話対応者の感じも重要となってきます。
不動産会社も、得意・不得意がある事を知る
不動産会社と、一言で言っても、その内容は様々です。
一般人は、不動産売却という行為が身近ではありません。
実はどの店舗も、同じ業務をしているわけではありません。例えば。
- ・仲介が得意な不動産会社
- ・ビルなどを保有する不動産会社
- ・土地の開発を行う不動産会社
- ・マンションを建てる不動産会社
- ・ハウスメーカー
など、仲介で売買を生業としていない会社も多くあります。
また、仲介業務も。
- ・売買仲介が得意
- ・賃貸仲介が得意
- ・投資系の仲介が得意
と、得意・不得意があります。
でも、なかなか私たちには、分からない。
「宅建免許」を、持っていれば、不動産会社を、名乗ることができるそうです。
仮に、売主(私)の不動産物件が得意でなくても、取り扱えてしまうそうです。
そうなると、ノウハウを持っていないために、売主側の納得できる価格での売買が、できないこともあります。
仲介業務が得意でない会社と、専任媒介契約を、結んでしまうと取り返しのつかない事になります。
だからこそ、多くの会社に見積もりを出すことが、重要となってくるのです。
自分でも、調べる
これも、ネットでできます。
自分の持っている物件が、現在どのくらいの値段で売りに出されているのか?
大手の、不動産会社のページで簡単に見ることができます。
この時も、1社だけでなく、たくさんのホームページを確認してください。
- 地域
- タイプ
- 広さ(m2)
- 築年数
この情報があれば、分かります。
そうすれば、見積もり価格をの乖離を確認することができます。
SUUMO https://suumo.jp/kyushu/
東急リバブル https://www.livable.co.jp/kounyu/
など、たくさんあります。
実際に見積もり依頼したら、店舗へも行ってみる
上記の事を、確認したら実際に店舗へ、話を聞きに行ってください。
その時にしっかりと、「見た目は弁護士。心は詐欺師。」を、忘れずに。
そして、焦っていることを表に出さないようにしてください。
足元を見られます。
その時に、確認の仕方のポイントとして、「似たような物件を取引したことがあるか」を聞いてみてください。
営業マンなのである程度の切り返しはできると思いますが、あまり得意でない場合は追求していくとあいまいな回答になります。
いつ、どの物件を、どのように、どれくらいの期間をかけて販売出来たか、これくらい具体的に話しができない不動産会社は注意が必要です。
良い取引先を選ぶポイントとなります。
きちんとした、不動産会社は、HPのコラムなども、更新されていることが多いです。
実際の価格設定方法
一括査定・自分で調べた価格帯・店舗での話の内容を総合的に判断して、少し高めに設定するのが良いと思います。
販売開始をスタートすると、値下げは良いですが、値上げはしない方が良いです。
自分の残債額・投下資金金額を考慮して、少し高めに設定してみて下さい。
極端な話、売主の言い値で良いのです。
価格を決めるのは、売主です。
高すぎるのもいけませんが、安く売る必要はありません。
そして、価格が高ければ市場の反応はないと思います。
その時は、3か月ほど様子を見て、100万円ずつ値下げをしていけばよいと思います。
あくまでも、1例です。
辛いけど、損切の覚悟を持つ
ワンルームマンション投資を後悔して、売却への道を選んだ瞬間、ほとんどの場合残債よりも、高く売却できる可能性は、低いです。なぜならば。
- 建物は日々劣化していく。
- フルローンでお金を借りている。(10年間は利息分の支払い)
- 売る時は、劣化したマンションの値段である。
- 買値よりも、高く売れる物件は、少ない。
- ワンルームは、実需要がない。
などが、理由です。
立地条件が、抜群に良い所であれば、リセールバリューが良い事も有るかもしれませんが、なかなかそのような物件は、少ないと思います。
また、持っている年数・新築・中古などによっても、条件は変わってきます。
特に、新築購入の場合は、購入後5年程で、一気に価格は下落してしまいます。
日本の不動産は、海外と違って売却時にその価格がほとんどと言ってよいほど、下がっている傾向にあります。
つまり、売っても手出しが必要になるのです。
残債>売却価格(オーバーローン)状態なのだと、思っていた方が良いと思います。
人によっては、200万円以上の手出しが必要になる事もあります。
その事を受け入れた上で、売却行動を進めていく必要があると思います。
なので、損失を少なくするため、自分で調べ、相場を知るという事が必要となってきます。
実際私も、その覚悟で動いています。
それほどの、損害があったとしても、今後予想される損失の大きさに気付いて、売却を選びました。
売却したいけど、どうしよう・どうしたらいいのか分からない。
いくら位の損失が出るのか分からない。
それが最も大きな、不安要素だと思います。
その事を自分の目で確認する恐怖、分かります。
でも、このままではいけない!!と思ったのならば、行動するしかありません。
自分でしてしまった事です。
自分で何とかするしかないと、毎日言い聞かせています。
そう思っている方たちの、何かの参考になればと思います。
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