先日、自分の右のおちちに、はじめてしこりを確認しました。女性(男性にも)には、おちちがあります。そしてがんの中でも、乳がんだけが自分で発見できるがんです。しこりに気づいたら不安ですが、それでもすぐに病院へ行きましょう。
がんって言われたら、どうしよう。怖い。検査も怖い。きっとがんじゃない。何かの間違いだよね。
不安・怖い・分かりますが、それでも早く!!
4/12 右のおちちになんか触れる・・・
この日は、友達と近くのスーパー銭湯に行っていました。他愛のない会話をしながら、楽しく入浴。いつものように体を洗っていた時に『ん?なにこれ?』今までも、体を洗う時には、自分でおちちのチェックはしていましたが、初めて違和感を覚えました。
なんか、これやばいやつ?・・
何度も触り、無くならないかな?と、グリグリマッサージしてみたり、色々しても変わらない・・・
ありゃー。がんかも・・そう思いました。仕事柄病気に対しての考え方は、ある程度冷静に受け入れるスタンスが自分でもできているので、不思議と大きなあせり、恐怖は感じなかったです。でも、不安は不安。
4/13 乳腺外来へ行く!
この日は、夜勤でしたが、ウジウジ考えても仕方がないので、即実行!近くに評判の良いクリニックがありましたので、飛び込み受診しました。
がんなら、がんで仕方がない。仕事と、お金のこと考えなきゃ・・
受診前に確認していた方が良い事
- 今まで乳がん検診を受けたことがあるか?
- いつ、(何年の何月に)何の検査をしたのか?
- 生理の周期・前回の生理の終わり日
- 閉経している人は、最終の生理がいつごろか?
- 自分で、おちちのチェックはしているか?
- いつ、気が付いたのか?(これは、正しくいってください)
- 痛いのか?痛くないのか?
混乱してるときは、すぐに思い出せないんですよ。これが・・
自分で気が付いて受診するのですが、多かれ少なかれ、精神的には混乱していると思います。しっかりと、診察してもらうためにも最低上記の項目は、確認してから受診することをおすすめします。実際、わたしも、『えーーっといつだっけ?』となりました。
いざ!診察・検査へ!!
先生の問診のあと、いよいよ診察へ!もちろん上半身は全部脱ぎます。ベットに横になり、触診。しこりの部分をていねいに触診してもらいました。その後、レントゲン・エコー検査。
マンモグラフィーは、そんなに痛くないですよ。
けっこう、口コミとかで『マンモグラフィーは、すごく痛い!!(´;ω;`)』って聞きますすけど、私は結構平気です。実際40代に入ってから、乳がん検診はずっと受けてきました。ぜんぜん痛くないことはないですが、涙が出るほどの痛みを感じたことはありません。
痛みを軽減するコツ
- 生理前の、乳腺が張っている時期を避ける。(自分で触って、おちちが固く張っている時は避ける)
- おちちを、挟まれるときに『ふーーーー』と、腹式呼吸で息を吐く。
- 体の力をとにかく抜く。(これも、呼吸で息をゆっくり吐く)
おちちを、挟まれるのは、ほんの2・3秒だけですよ。大丈夫!おちちが、ちぎれたりはしません。
わたしの、検査結果は『モンドール病(血栓性静脈炎)』でした。
検査の結果、がんではなく『モンドール病』というものでした。これは、皮膚の下にある静脈に血栓ができてしまうというもので、結果、良性のシコリでした。先生からは、気になるならば3か月後にもう一度検査をしましょう。と、言われました。
おっと。がんじゃなかった。( ´艸`)
今回は、結果がんではありませんでしたが、異常に気付いても病院に行かず、1人でウジウジ考えていたら、それは本当に時間の無駄。また、もしがんであったとしても、きっとすぐに治療に向けて考えることができたと思います。発見が早期であれば、治療方法も選択肢が選べますから。やはり、早期発見・定期的な健康診断は大事なのだな!と、強く感じました。
最後に
自分の体に異変を感じると、一番最初に考えることは、最悪の病気と思います。でも、人間とは不思議な生き物で、その最悪の事を受け入れるのを、後回しにしてしまう事、多いような気がします。
- 少し様子を見よう・・・
- うちは、がん家系じゃないから・・・・
- 今は、忙しいから・・・
- ゆっくり、体を休めたらきっと良くなる・・・・ と・・・・
でも、ふとした時に気になって、ネットで調べたり、自分の体を再確認したり。本当にそれで良くなれば良いのですが、違う場合はどうでしょう。
人間にとって、一番不安・恐怖に感じることは、『分からない事』だと思います。敵の正体が分からない・どうなるのか分からない、は、少なくとも私にとっては、1番の恐怖です。
不安に思う時間、長くて・辛くないかなぁ・・
精神的にもストレスだよね。
1人で、不安に考えて答えが出ない事に、ストレスを感じるくらいなら、怖いですが、はっきりとした現実を求めて行動するほうが、後から後悔することが少ないように思います。
乳がん検診・子宮がん検診は、特に若い方にはハードルが高い検診かもしれません。でも、恥ずかしさ・めんどくささ・検査のわずらわしさ・よりも、ご自分の大事な方と、自分が笑って一緒にいれる時間の方を考えてもらいたいと思います。特に乳がんは、自分で発見できるがんであり、早期発見によって治癒率がとても高いがんです。後回しにして、進行していたという事を招かないためにも、気づいたら、すぐ病院へ行ってもらいたいと思います。
この記事が、誰かの何かに役に立てれれば、幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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