療養病棟の、夜勤は、こんな感じです。

看護

療養病棟への転職を考えている方へ。療養病棟は、急性期と違って、夜間の緊急入院・OP・術後の管理とかはありません。急性期とは違った、忙しさ!それは、こんな感じです。

にわとり
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対象患者さんは、高齢者です。寝たきりの方ばかりでなく、転倒リスクの高い方も結構いますよ。

療養病棟の夜勤は、こんな感じ
  • 吸引に始まり、吸引に終わる。
  • オムツ交換・体位変換・トイレ介助業務
  • 経管栄養注入・引き上げ
  • センサー反応対応
  • 夕食・朝食時の離床・食事介助・配薬・インスリン・血糖チェック
療養病棟の特徴
  • 寝たきりの患者さんが多い
  • 医療処置を必要とする患者さんが多い(経管・気切・吸引・酸素吸入・点滴など)
  • 認知症患者さんが多い(転倒リスクの高い方・チューブを外す方など)
  • 看取りの方が多い

 

夜勤の人数。

療養病棟・回復期病棟の慢性期は、夜勤は2人体制を取っているところが、ほとんどです。そして、看護師1人・看護助手1人の配置となっています。(回復期 1を取っているところは、看護師2人体制)

なので、医療行為は、全て1人での対応となります。

にわとり
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時間に追われて、バタバタはしないけど、全体を把握しておく必要があるのよ。

1に吸引、2に吸引、最後も吸引。

夜勤帯は、とにかく吸引に追われます。それと言うのも、気切患者・自己排痰出来ない、吸引を必要とする方が、多いからです。吸引を1周して、戻ってきたら、またゴロゴロ言っている・・・という事はよくあります。吸引に始まって、吸引で終わる・・・と言っても、過言ではありません。

にわとり
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さっき、取ったよねーーーー。夢かしら・・・・と思う事、良くあります。

最後、次の勤務に渡す前にも、吸引が必須となります。

経管栄養注入業務

夜間は、看護師1人なので、病棟全員の経管栄養の、装着・注入・引き上げは、看護師が1人で行います。助手さんも、手伝ってくれる部分もあるとは、思いますが、基本看護師が行っています。ここでも、吸引処置が登場!注入前・後は、必須処置です。

にわとり
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人数も20~30人いるから、1人でするとなかなか大変。

食事介助

食事準備の時間帯は、変則勤務のスタッフがいることがほとんどですので、協力して、離床を行います。食事前の、血糖チェック・インスリン・配薬は、看護師が行います。

にわとり
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朝の、最後の大仕事です!!

 

他の業務

体位変換・オムツ交換・センサー反応の対応・ナースコール対応・時間毎のトイレ介助などは、看護助手さんと協力して行いますが、助手さんが出来る所は、お任せしています。医療・看護の優先順をつけながらの仕事になります。

また、点滴管理・酸素吸入・膀胱留置カテーテル患者さんもいるため、それぞれの観察も必要です。時期にもよりますが、なかなかの数の管理をする時もあります。

患者さんの状態変化時・悪化時の、判断・報告・指示受け・家族への連絡判断も、夜勤の看護師の仕事になります。

にわとり
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自分1人で判断するときは、やっぱりドキドキするわ。

まとめ

時間に追われて、走り回る急性期病棟とは、違った忙しさ。なんとなくイメージすることが出来たでしょうか?療養病棟は、この時間になったら、これをする。と、毎日の仕事の流れは、吸引をして、体位変換をして、経管を入れて、おむつを替えて。とルーチン化しています。時々、状態悪化の対応を行うことありますが、頻繁にある事ではないです。

ただ、看護が1人なので、慣れるまでは不安とは思います。でも、時間配分を自分で決められるので、やりやすいと感じる部分もあります。

また、看取りの方が多いのも特徴です。患者さんの状態だけではなく、家族への配慮も必要となってきます。ここの部分は、どの病棟でもある事ですが、頻度は急性期よりは多いと思います。

急性期は『バタバタしている』療養は『ずっとなにかをしている』って感じです。

療養病棟への興味のある方への参考になれば、嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 



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