今日は、私が、20代に経験したお話です(;^ω^)
透析患者さんは、急変が多い(;^ω^)
みなさま、透析患者さんの看護って、したことあります?
透析患者さんは、体の中の水分のバランスを、保つことが難しくて、
急に、息が苦しくなったり、血圧が、ドーンと下がったり、上がったり、
しやすい方が、多いです。
食事も、塩分の制限が、あって薄味なのに、高蛋白質の食事を、
採らないといけません。
でも、病気になる前、塩分の濃い食事をされていた方が多くて、
なかなか、守れない。
あと、水分制限もあります。これは、キツイ(´;ω;`)
こっそり隠れて、カップラーメン食べたり、売店で、間食したり。
透析を、していても、夜になると、急に呼吸状態が、悪くなる。
今回のお話の、患者さんも、そんな方でした。(;^ω^)
『お前たち、俺を〇ス気か!!』あのー。反対です・・・
序章
その方。Aさんとしましょう。
Aさんは、3時間の透析を、3回/週されていました。
透析前と、後では、体重が、2~3キロ違う方です。
3回/週透析を、しているのに、よく週末、塩分・水分のとりすぎで、
除水(イーカム)という、処置をすることが、何度かありました。
いつも、『水の飲みすぎには、気をつけてね』
『分かっとる・分かっとる』こんなやりとりを、良くしていました。
本編
私が、夜勤の時、確か22時くらいだったと、記憶しています。
ナースコールが、あって、『息苦しくなってきた』と。
すぐに、部屋へ行き、バイタルをとりました。
とくに、異常値はありませんでしたが、呼吸は、少し荒く、
喘鳴も、出ていました。
私『苦しい?大丈夫ですか?』
Aさん『うん。きついけど、大丈夫・・・』
ベット上で、自分で座っていたので、頭側のベットを、上げようと、
私『ベット上げようか?』
Aさん『うん・・・・』
足元にある、ハンドルを使って、頭部のギャッチアップを、
しようとしゃがんで、ハンドルを回している時、私は、Aさんと、
目が合いました。
んっ???Aさんは、座ったまま、頭を、うなだれるようにした状態でした。
目が、合うのは良いのですが、視点が合わないのです・・・
よくよく見ると、瞬きしていない・・・・
えっ??なんで??
慌てて、Aさんに声をかけると、体は、グッタリ、
返事なし・・・・
こりゃ大変だ!!と、夜勤の相方を呼んで、当直医に連絡。
呼吸も、止まっていたので、当直医が来るまで、心臓マッサージ。
酸素始めたりしているうちに、当直医到着。
それから、バタバタと、血管確保したり、挿管処置をしたり・・・
運よく、気道確保して、酸素を流すと、
自発呼吸が戻ってきて、『良かった。良かった😊』
当直医師『呼吸は、まだ不安定だから、呼吸器付けておこうか?』
私たち『分かりました。持ってきます』
相方が、呼吸器を取りに行っている間、当直医から指示をもらっていると、
さっきまで、呼吸もしていなかった、Aさんは、急に意識を取り戻し、
ガバッと、起き上がり、口から挿管チューブを、引き抜き、
一言!!!!
『苦しいやないか😡おまえら、俺を、〇すきか!!!😡』
あまりにも、とっさの出来事で、医師と私は、目が点・・・・・(;^ω^)
いやいや、今、助けんですけど・・・(;^ω^)
医師『大丈夫ですか?Aさん・・・』
Aさん『大丈夫じゃないわ😡なんしよるんか!苦しかったやないか😡』
😡怒っている、Aさんに、状況を説明する私・・・
Aさん『覚えてない・・・(;^ω^)』
プンプン😡怒るほど、元気なAさんに、処置をする必要はないため、
当直医は、『また、なんかあったら、呼んで・・』と、
笑いながら、戻っていきました。
それと同時に、急いで、呼吸器を持ってきてくれた相方。
相方『持ってきました・・あれ?なんで???』
コントの様な、本当の話です😊
結論
この方は、その後も、凝りもせず間食していました(;^ω^)
元気に食べて、飲んで、元気に透析をして。(^▽^)/
そして、元気に、退院されていきました。
でも、自己コントロールが、なかなか出来なかったので、入退院を、
繰り返していました。
入院のたびに、『飲みすぎ・食べすぎには気を付けないと、あの時みたいになりますよ』
と、話していたことを、覚えています。(^▽^)/
皆様も、病気になる前に、予防に努めて、健康に過ごしていきましょう。
透析は、かなり、負担の大きな処置です。
透析前は、体が重くて、きつい(´;ω;`)
透析後は、血圧が下がって、倦怠感が強い(´;ω;`)
やっぱり、健康第一ですね。(^▽^)/
最後までお読みいただきありがとうございます。
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