介護保険で、住宅改修!使える制度は使って節約。知らないと損!にわとりさんの実例。

看護

家族が、介護認定を受けたら、手すりやスロープの取り付けなどの住宅改修を検討してみては、いかかですか?。国からの補助を上手に使って、介護力の軽減・本人の自立力を高めましょう!!

にわとり
にわとり

84歳になる父がこけて骨折。要介護度4を取得した為、住宅改修をしてみました。

国からの補助って、ちょっと分かりにくいのよね・・知らない人のために、分かりやすく説明します>

 



20万円まで、補助が出る!(負担は1割)結構色々なことが出来ますよ!

20万円で、どんな事が出来るのか?私の家の例をお伝えします。

まだ、見積もりの段階ですが、これだけ付けて、手出しはなんと、1割負担で、13,223円です。

玄関の段差の解消

裏口の手すりの取り付け

 

浴室の手すりの取り付け

浴室の手すりの取り付け

脱衣場の手すりの取り付け

玄関の手すりの取り付け

きちんと、業者さんが入って、手すりだけでなく補強もしっかりしてくれます。ばっちり取り付けてくれますよ!!これだけしてもらって、13223円とは、ありがたい事です。

まだ金額にも余裕があるので、必要ならまだ追加で取り付けすることも出来ます!!

ただし・・・

一定の収入がある方は、2割・3割負担の方もいます。詳しくはケアマネジャー・役所に確認を。ただ、大多数の方は、1割負担です。

 



どんな人が対象??

介護保険の申請をして、認定が決定した方が住んでいる自宅

  • 要支援1・2
  • 要介護1・2・3・4・5

どの認定も、同じ額の補助金が出ます。ただし、自宅に住んでいると言う事が条件になります。

対象となる場合

入院していても、状態が改善し、自宅退院・退所が決定している場合。

対象外となる場合

病院に入院して、退院の予定がない

介護保険施設・グループホームなどに入所していて退所の予定がない

一時的に住んでいる住居の改修

どんな改修ができるの?

手すりの取り付け

廊下・玄関・階段・トイレなどに手すりをつける工事。手すりの種類も対象者の状態に合わせて色々あります。

にわとり
にわとり

手すりも、びっくりするくらい、色々な種類があるわ。業者の人も、慣れているからたくさんアドバイスをしてくれて、有難いです。

段差の解消

玄関・リビング・廊下・浴室などの段差や傾斜を解消する工事。

  • 敷居を低くする
  • 浴室の床をかさ上げ
  • スロープの設置
にわとり
にわとり

うちは、玄関に踏み台を設置してもらったわ。玄関の、上り下りが楽になるー!

床材の材料の変更

リビング・階段・浴室などに使われている滑りやすい床材を、滑りにくい床材に変える工事。

  • 畳から、フローリングに変更
  • 浴室の洗い場の床材の変更
にわとり
にわとり

ただし、ベットを置くと言うだけの理由で、フローリングにしたい!って言うのは、対象外になるの。。

引き戸などへの扉の変更

開き戸を、引き戸や折戸などに交換する工事。

にわとり
にわとり

握力が弱って使いずらくなった、ドアノブの交換なんかもしてくれるわよ。

 



洋式便器への変更

和式トイレから、洋式トイレへの変更工事。

にわとり
にわとり

今の洋式トイレの高さが、立ち上がりにくい場合、立ち上がりやすい高さのものに、交換する事も出来るわよ!!

その他、1~5に関連して必要となる工事

たとえば、手すりを設置する場合、手すり固定の為に必要となる、壁の下地補強などの工事

にわとり
にわとり

うちは、これしてもらったわ!補強しないと、土壁には手すりは、直接取り付けられないからね・・・・家が、古くてすみません・・・

重要!!介護度が3段階以上上がった人は、もう1回同じ補助が出る!!

例えば・・・

  1. 初めて、介護保険の申請をして、要支援2の認定を受ける。
  2. 自宅での生活のため、20万円分の補助を使って、住宅改修を行う。
  3. その後、病気・障害のために状態が変化してしまう。
  4. 介護保険を、再度申請。
  5. 申請の結果、介護度3・4・5の認定が出た場合、もう1度20万円分の住宅改修補助を使うことが出来る。

これ、知らない方多いのです。実際私もそうでした。😢うちの父は、最初要支援2で、今回の骨折で要介護4になったのです。要支援では、出来ないと思っていました。

 

改修までの、実際の流れ

① 介護保険の申請・再申請をする

まず、介護保険の認定が無ければ、補助を受ける事は出来ない為、申請をします。よくある例としては、何かしらの原因で入院をした。という事が始まりのことが多いと思います。

申請時のお得なヒント!!

入院をしたら、すぐに役所へ申請の依頼をすることをお勧めします。特に骨折などの場合、ADL(日常生活動作)が、悪い時期に申請・調査を受ければ、高い介護度の認定を受ける事が出来る可能性が高くなるからです。

介護度が高いほど、たくさんのサービスを受けることが出来ます。施設に入る時にも、介護度が高くないと入れないところもあります。

② 介護保険の認定が決まったら、ケアマネジャーを見つける。

かかりつけ医があれば、その病院に相談して、提携しているサービス業者のケアマネジャーを紹介してもらっても良いと思います。なんの伝手が無くても、介護保険の申請が終わった時点で、役所から住んでいる地区にある、サービス業者の一覧表も、送られてきますので、見つける事はそれほど難しい事ではないと思います。

③ ケアマネジャーに、住宅改修の依頼をする。

ケアマネさんは、その道のプロなので、介護保険での住宅改修業者さんを知っています。ので、改修内容に合った業者さんに、依頼してくれます。

④ 実際に業者さんに依頼する。下見・見積もり・契約・工事

実際に、改修を依頼するときには、本人・家族・ケアマネさん・業者の方・もし入院中でしたら病院のリハビリスタッフなど、本人さんの状態を詳しく知っている人たちで、話し合いながら、どの部分に何が必要なのか、どのような方法で取り付けるのか、などを考えながら、決めていきます。

にわとり
にわとり

みなさん、その道のプロの方ばかりなので、本当に便利で、楽に暮らしていけるように、アドバイスしてくれます。

⑤ 住宅改修事前申請・事後申請書類への記入、役所への提出、改修費の支給。  

けっこう面倒くさい書類のやり取りが、本当はありますが、ここはケアマネさんが、してくれます。私たちのすることは、業者さんにかかった費用の1割をお支払いするのみです。最高額は、2万円となります。(高所得の対象者は最高3割負担です)

注意!!!!個人で行う事は、お勧めできません・・・・

住宅改修を、ケアマネジャーを、通さずに行ってしまうと、補助金の支給が受けられない事があります。理由は、申請手続きが複雑で、必要書類が多いためです。介護保険の事をしっかりと理解しているのであれば良いのですが、そうでない場合は、ケアマネジャーに入ってもらいましょう。

まとめ

介護の負担を減らし、本人・家族の生活を安全・快適にするために、住宅のリフォームをする人にとっては、この制度は強い味方になると思います。この制度を知らずに普通のリフォーム業者に任せてしまうと、全額負担してしまう・・・・なんてことになってしまうかもしれません。いざという時のために、覚えておいていただければ、幸いに思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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