マネをする。とても簡単ですが出来ていない事多くないですか?マネをする努力が、成長への近道かも?実際私も、やりました。
あの・この先輩の様になりたい。
あの先輩、すごく仕事も出来て、カッコイイ!私もあんな風になりたいな!!
こんな風に思える先輩が職場にいるってとても、すてきなことですよね( ´艸`) きっと、あなたがそんな風に思っていること、先輩にも伝わっていると思います。目標にしたい人が近くにいるときは、その人がどんな風に行動しているか、意識的に観察してみると、意外と成長するヒントを見つけることができるかもしれません。
人まねの、5つのポイント!!
仕事開始からの先輩の行動を見てみよう。
目標とする先輩と、新人ちゃんの行動はきっと何かが違うと思います。具体的に言えば、情報の取り方にその差が明確に出ると思います。なんの仕事でもそうですが、情報というものは仕事を組み立てていく上で、重要なカギを握るからです。
朝来たら、自分の受け持ち患者さんの、入退院予定・検査予定・OP予定・時間確定処置・点滴・時間指定内服薬・自分が知らない時間帯の患者さんの状態把握(看護記録を見る)・などなど、情報を把握することに集中するかな。
- 朝の情報収集の時に、もれがあると『ヤバい・・』となる、シチュエーションありませんか?
- 昨日の入院さんなんで入院してきたの?病名・状態の把握してなかった・・・
- この患者さんOP後何日目?えっ!今日抜糸?パスでバリアンスが発生してるから違うの?・・
- 昨日の状態把握するの忘れてて、異常の発見が遅れてしまった・・・
- 検査の時間把握してなかった、間に合わないーーー・・・ などなど
身に覚え・・・あるかも・・
メモの取り方を見てみよう。
メモの取り方は、各自それぞれ違うと思います。ただ言えることは、仕事ができる人は結構な確率で、分かりやすいメモを書いています。自分のメモの取り方・書き方と、先輩のメモの書き方、を一度見比べてみるのも役に立つかもしれません。
- 先輩は、どのようにタイムスケジュールをしているのか、メモにヒントが隠されていることが多いです。
うふふふ。ひ・み・つ・
患者さんとの、対応の仕方を見てみよう。
状態観察をしている時に、どのように患者さんに話しかけ、どこを触り、どこをどのように見ているのかを、見てみてください。
- 患者さんの状態変化を敏感に感じ取る力のある人は、結構な確率で、声のかけ方(質問の仕方)が上手です。例えば、『痛み』の観察に対しても、ただ痛みの有無を聞くのではなく、多方面からアプローチをかけることが多いです。『夜は眠れました?・動くときは痛くはないですか?食事は美味しく感じますか?』など、一見痛みには関係のない質問をしている時も、患者さんの表情を同時に観察したりして、本音を聞き出すことに長けていたりします。
意識して見る!という事が大事。
意識して、見てます!!
ただすごいなーっと思って見ているのと、意識してその人を見るのとでは、天と地ほどの違いがあります。意識して見ていれば、発見できる事はきっとたくさんある事でしょう。実際、私もそうでした。先輩の仕事ノートの書き方に、びっくりして、なんて分かりやすい書き方なのか、申し送りをする時もこのノートの流れを言えば、すごくスムーズになる!(私は、順序良く説明をすることが苦手でした)
今は、申し送りは廃止されているところが多いかもしれませんが、時系列に沿って、相手に漏れなく伝えるという事は、今でも必要とされるスキルだと思っています。
最終手段は、聞く。
見るだけで、マネをしてもなかなか上手くいかない・・・その時は、思い切って聞いてみるのもいいかもしれません。まあ、ただ『どうしたらいいですか?』と聞くのではなくて、具体的に『こんな時はどうしていますか?』『これは、どうして気が付けたのですか?どんなところを観察していったら、気づけるようになりますか?』など、記憶が新しいうちに先輩に聞いてみると良いかもしれません。メモの取り方とかも、聞いてみた方が案外丁寧に教えてくれるかもしれませんよ。
どこを、どうすれば、良かったのでしょうか?ご教授をーーー
ってね!
人は、マネすることで成長する生き物。
もともと人間は、マネをして成長をしてきました。仕事においても、それは変わりません。憧れる先輩と出会えて、あんな風になりたい!と思ったら、その人のマネをする。マネをしてその人のテクニックを頂く!マネをしているうちに、自分流にアレンジすることもできるようになります。そして、数年後あなたも、後輩からマネされる人に成長していると思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
大丈夫!みんな最初は新人でした
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